夏にあかちゃんが熱を出したり具合が悪くなったりしたとき、室内の温度をどれくらいにするのが良いのでしょうかという質問をよく受けます。
ひとの体感温度(暑さ、寒さを感じる温度)には個人差があると考えられますが、ひとが“快適”と感じる温度は、ほぼ同じと考えられます。
夏はエアコンをじょうずに使用して赤ちゃんにも“快適”な環境を設定してあげましょう。
室内と室外との温度の差が大きいと、その温度変化にからだが順応できず、体調をくずしてしまいます。外気との温度の差は5℃以内を目安にするのがよいでしょう。
また、同じ温度であっても湿度を下げることによって涼感を得ることができます。(湿度50%を目安にすると良いでしょう)
夏の日の室内温度は27℃前後が理想的です。“熱が出ているときは汗をかかせた方がよい”と考え厚着をさせるのは間違いです。熱がある赤ちゃんは涼しくしてあげた方がからだは楽になります。ただし、エアコンの風はあかちゃんには直接あたらないようにしましょう。