日本小児科学会は新型コロナウイルス感染症について、以下のように記しています。
『厚生労働省からの新型コロナウイルス感染症を疑う基準では、「37.5℃以上4日」とありますが、この基準では、小児の風邪の多くが当てはまってしまいます。この基準は成人・高齢者では適当ですが、小児では実際的ではなく、帰国者・接触者相談センターへの電話の機会を増やし、回線が通じにくくなる可能性を高めます。
小児では、原因不明の発熱が続く、呼吸が苦しい、経口摂取ができない。ぐったりしているなどの様子が見られるときには、速やかに医療機関に受診してください。。ただし、小児であっても濃厚接触者や健康観察対象者である場合は、まず地域の帰国者・接触者相談センターにご相談ください。』
としています。
例えば、突発性発疹では3~4日、ときには5日間の発熱がみられます。